サーバーに、QSFP28といったインターフェースを持つFPGAカードを挿し、受信および送信パケットの処理をカスタムロジックを用いてオフロードします。 DDoSフィルタ、IPフィルタ、プロトコルフィルタ、DPI (Deep Packet Inspection) を用いたセキュリティフィルタや、プロトコル変換、トランスコーディング、カプセル化など、ご要望に応じた多様なパケット処理に対応可能です。基本的に1エンジンあたり100Gbpsのスループットが達成できます。また、ホストのアプリケーションからはNICとして扱うことが可能なため、従来のアプリケーションとFPGAの高速パケット処理を連携させることができます。
ハードウェアによるパケット処理を、ミドルボックスの形で端末の外で処理することにより、端末におけるソフトウェア処理の負荷を増やさず、性能劣化やリソース枯渇を防ぎます。 また、ハードウェア処理固有の特徴ため、ソフトウェアのネットワークスタックで問題となる、メモリリソースに対する攻撃や脆弱性に関する攻撃の多くを無効化できるため、セキュリティを高めます。