システム高速化の手段としてFPGAが注目されています。ネットワークを流れるデータ量の増大に伴い、実際にクラウド事業者が自社データセンターのサーバにFPGAカードを搭載する例が増えてきています。しかし、FPGAの回路設計は専門のチームがいたとしても開発期間は長くなります。
Intellectual HighwayのFPGA開発サービスでは、ソフトウェア、FPGA開発のエキスパートが短期間、低コストでIPコア開発からソフトウェアも含めたシステムレベルのインテグレーションまで幅広くお客様システムの開発をサポートします。

DDoSフィルタ、IPフィルタ、プロトコルフィルタ、DPI (Deep Packet Inspection) を用いたセキュリティフィルタや、プロトコル変換、トランスコーディング、カプセル化など、ネットワークパケットの高速処理を実現します。
FPGAなどによる専用回路を組むことにより、100Gbps以上のスループットを維持しながら、遅延の増加無しに、ネットワークパケットの高速処理を行うことも可能です。フィルタや変換後のパケットを、FPGA経由で通常のNICのようにホストマシンが受け取り、従来のアプリケーションで処理させることも可能です。

アクセラレータや、ネットワーク・ストレージなど、メインCPUの外に出るためのIFは、近年ほぼPCI Expressに収斂されています。
同時に、PCI Expressはバージョンを経るごとに新しい機能が追加され、マシンの仮想化・ネットワークの仮想化、キャッシュコヒーレンシーなど様々な新技術に対応し高度化しています。我々は、各社のPCI Express IPを始め、SR-IOV、 IOMMUなどの技術を利用したアクセラレータHWを設計し、それを使いこなすドライバソフトウェアの設計をお手伝いします。

ソフトウェア開発では前提となっているCI/CD (Continuous Integration / Continuous Delivery) ですが、ハードウェア開発ではまだ十分に浸透していません。弊社ではRTL設計、検証、論理合成、実機テストまでを全てCI によって自動化しており、設計効率を最大化しています。蓄積したノウハウと設計部品を応用し、お客様のハードウェアCIの構築支援を行っています。